東大寺の観相窓(かんそうまど)って何?いつ開く?どうしてあるの?

東大寺と聞くと真っ先に思い浮かべる大仏様。

東大寺の大仏は高さ14.7メートル、基壇の周囲が70メートルもあります。

そしてこの大仏が収められている「大仏殿」は正面の幅49.1mm、高さ50.5m、奥行き50.5mと巨大な木造建築です。

その大仏殿の正面中ほどに「観相窓」と呼ばれる窓があるのをご存知ですか?

この窓を開くと大仏様のお顔が大仏殿の外側からでも拝めるようになっているため、たくさん人が集まる大きな扶養がある時には開くことになっています。

大仏殿に入らずとも大仏様のお顔が拝めるとはなんとも嬉しいことですね。

オレンジ色の優しい光に照らされたお顔は金色の神々しさ全開です。

そんな優しいお顔が拝める観相窓が開く日時をご紹介します。

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観相窓いつ開く?

大きな法要が開催される時は多くの人が集まります。

大仏殿に入る人数は限られている為、大仏殿の外からも大仏様が拝めるよう観相窓が開きます。

また、夜間拝観のイベント開催時は大仏殿は閉館されているため、そんな場合でも大仏様のお顔が拝めるようになっています。

観相窓が開くのは基本的に年二回です。

元旦(1月1日): 午前0時~8時

万灯供養会(8月15日): 19時~午後20時

その他大きな法要時に特例として開く場合があります。

お盆(8月13日・14日): 19時~21時

なら瑠璃絵(2017年は2月8日~14日): 18時~21時

2017年3月2日現在の今後の予定は8月15日の万灯供養会のみとなっています。

一度は見てみたい観相窓から見える大仏様。

金色の大仏様目当てに集まる人も多いため混雑にはお気を付けください。

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