我が家でお豆腐は毎日欠かさず食べるもの!です。
というのも「大豆」は女性にとても大切なものだから…。
暑い時期なら「冷奴」、辛い物が食べたければ「麻婆豆腐」、もちろんお味噌汁の具にも。
そして寒くなってくると食べたくなる「湯豆腐」
この湯豆腐、お鍋でお豆腐を温めればいいだけ、と思っていませんか?
実はちょっとした裏技でとろとろの舌触りと喉ごしが楽しめる「湯豆腐」に早変わり。
ではさっそくその「裏ワザ」ご紹介します。
お豆腐は煮ないで温める
湯豆腐を作る時、お鍋に水を入れ、そこにお豆腐をいれてから火をつけていませんか?
実はこれが大きな間違い。このままお鍋をぐつぐつしてしまうとお豆腐に「巣」があいてしまいます。
美味しい湯豆腐の温度は約70℃。
70℃を境にお豆腐の成分「タンパク質」が壊れ固くなるそうです。
そこで、ギリギリ70℃にお豆腐を温めることで、表面がぷるぷるになり美味しくなります。
もし、水から煮るならお鍋が「ことっ」いった瞬間が約70℃です。
すぐに火を止め余熱で温めると美味しい湯豆腐になります。
「ことっ」といったのを聞き逃してしまったら…
そうならないために、とっても簡単なもう一つの作り方を紹介します。
ぷるぷる湯豆腐の作り方
① 土鍋に1.5リットルの水を入れ、沸騰させる。
② 一旦火を止め、お豆腐をいれる
③ フタをして5分待つ
④ お豆腐が浮かんでいたら出来上がり
底にまだ沈んでいるようなら弱火で5分温めます。
ぷるぷる湯豆腐もいいけれど、トロトロとろる湯豆腐も美味しいですよね。
湯豆腐といえば京都。
京都には美味しい湯豆腐専門店がたくさんあります。
なかでも南禅寺の湯豆腐は歴史が古く、手入れの行き届いたお庭を眺めながらなど、舌も目も楽しめる湯豆腐店がたくさんあります。
最も歴史があるお店はこちら ⇒ 総本家 ゆどうふ 奥丹清水
こちらのお豆腐は毎日手作り。大豆を石臼で挽くところから始めます。
昔豆腐と呼ばれるこのお豆腐は大豆の甘さを味わえます。
他にも日本全国湯豆腐が美味しい地域があります。
とくに、重層泉の温泉地の湯豆腐は絶品!
温泉水で湯豆腐をつくると、不思議とお豆腐がトロトロ柔らかくなるそうです。
実はこの湯豆腐、おうちで簡単にできちゃうんです。
作り方は簡単!「重曹(食用)」を湯豆腐のお水に入れてお豆腐を温めると、あら不思議!お豆腐がトロトロになります。
トロトロ湯豆腐の作り方
② 重層小さじ2を加え沸騰させる。
③ 火を止め、お豆腐を入れフタをして5分
④ トロトロ湯豆腐の完成(トロトロ感が足りないようであれば、弱火でお好みの柔らかさになるまで温めてください。)
これなら、近くのスーパーのお豆腐がいつでも温泉豆腐に早変わりです。
湯豆腐が恋しくなったらぜひお試しください。