女性ホルモンの減少をひしひしと感じている今日この頃。
どうしたら増やせる?と思って、大豆食品を毎日食べるようにしたり、睡眠をしっかりとるように気を付けたり…
でも、今のところあまり効果を実感できないので、いっそ数字で比べてみたくて病院で女性ホルモン検査を受けることにしました。
女性ホルモンの検査ってどんな検査?
女性ホルモンの状態は、血液検査で卵巣の機能を調べることでわかります。
採血後1時間以内には結果がでるので、その日のうちに結果を聞くことができます。
費用は検査内容にもよりますが、保険使用で3,000円から5,000円くらいです。
ただし、単なる「検査」では保険は使えませんので、何らかの体の不調を相談し検査を受けるのがおすすめです。
検査でどんなことがわかる?
エストラジオール(エストロゲン)検査
エストロゲンは脳からの指令によって「卵巣」から分泌されるホルモンです。
エストラジオールはエストロゲンの代表となる成分で、この値を測定することで、エストロゲンの量と卵巣機能の状態や更年期・閉経の状況がわかります。
エストラジオールの数値が低ければ卵巣機能が低下していることになります。
通常エストラジオールの数値が高い場合は排卵時ですが、別の時期に高い場合は「エストロゲン産生腫瘍」などの病気の可能性があります。
プロゲステロン(黄体ホルモン)検査
プロゲステロンは、エストロゲンと同様卵巣の黄体から分泌される、妊娠に必要なホルモンです。
よって正常に分泌されず値が低いと不妊の原因になります。
FSH(卵胞刺激ホルモン)の検査
卵胞を発育させる働きがあるホルモンなので、値を測定することで、性腺機能と脳下垂体の異常ががわかります。
数値が低いと下垂体の機能や視床下部の機能が低下し月経異常などの状態となり、逆に値が高い場合は20~30単位で、更年期の可能性があります。
さらに50~100単位だと閉経が考えられます。
LH(黄体形成ホルモン)の検査
LH(黄体形成ホルモン)は排卵を起こすために必要なホルモンです。
値をチェックすることで排卵時期を予測することができます。
また、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の方のホルモン値はLH値がFSHに比べて上昇することが特徴であるため、これらの検査にもLHは測定されます。
プロラクチン検査
プロラクチンは母乳を出すために妊娠出産授乳時に高くなるホルモンです。
妊娠以外の時に高くなると生理不順や不妊などの症状がでます。
AMH(アンチミューラリアンホルモン)の検査
卵巣の中で卵子数を反映するホルモンなので、卵巣年齢、卵巣予備能のチェックができます。
不妊の方は値が低くなり治療が必要です。また閉経すると値はゼロになります。
検査はいつしたらいい?
気になる症状によって検査するホルモンが異なるため、検査の時期も生理前、生理後、排卵期、黄体期などそれぞれ異なります。
私のような更年期の症状が気になる方は「エストラジオール(エストロゲン)検査」と「FSH(卵胞刺激ホルモン)の検査」は外せないのでこれらのホルモンが増加する排卵時に検査することをおすすめします。
排卵は基礎体温を付けていれば、体温がグッと低下した日が排卵日でその後生理まで高温期となるはずです。
基礎体温は女性にとって体調を知るために目安となるものです。
朝目が覚めたらお布団の中で体温を測り記録しましょう。
こちらのサイトで基礎体温や生理予測ができるスマホアプリを紹介しています。
毎日記録すると、生理予測はもちろん体の不調も予測できるかも。
基礎体温の測り方
基礎体温は脇の下ではなく、口の中、舌の下に体温計を差し込んで測ります。
正しく測るコツ
・朝目覚めた時に測る
・毎日同じ時間に測る
・お布団の中で測る
お休みの日など起床時間がずれた朝でも同じ状態で測ればOKです。
体温計は大きく分けて二種類
・実測式(測定時間5分)
・予測式(測定時間25秒~90秒)
正確な体温を測るなら実測式の方がおすすめですが、忙しい朝には予測式の方が便利です。
生活スタイルに合わせて選ぶといいですね。ちなみに実測式の方がお値段は安いです。
婦人用体温計は小数点第二位まで表示されるのでより正確に体温を測定することができます。
婦人体温計/プチソフィア BT-14WKE(1コ入)【ソフィア(婦人体温計)】[… |
さぁ、まずは基礎体温から…ということがわかったので私もさっそく「アプリ」をダウンロードしました。
明日の朝から忘れず測定します!!