京都非公開文化財特別公開!どうやって巡る?アクセス紹介

京都には世界遺産になっている寺院などがたくさんありますが、貴重なものがゆえに、普段は一般公開されていない文化財もたくさんあります。

しかし、この重要文化財をただ保管しているだけでは意味がない!ということで、年2回春と秋の一定期間にのみ公開するのが「京都非公開文化財特別公開」です。

この機会に貴重な絵画や書物、また建築物を見ることができます。

ぜひ、この時期を利用して特別公開巡りを楽しんでください。

京都駅を起点に各文化財をめぐるルートを紹介します。

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平29年度「第53回京都非公開文化財特別公開」(秋)


★期間★
平成29年11月1日(水)~11月12日(日)の12日間

「上賀茂神社」及び「下鴨神社」:11月1日(水)~11月12日(日)
「冷泉家」:11月2日(木)~11月5日(日)
「法然院」:11月1日(水)~11月7日(火)

★時間★
午前9時~午後4時(拝観受付)

松花堂庭園・美術館は午前9時~午後4時30分(拝観受付)

★拝観料★
大人800円
中高生400円

(各施設一カ所ごとに拝観料を納めます)

「東寺 講堂・五重塔」は一部拝観料が異なる場合があります。

★特別公開場所★

コチラを参照ください⇒平成29年度第53回京都非公開文化財特別公開一覧

また、詳しい内容・マップはこちらのチラシで確認できます。

京都駅を起点に各文化財をめぐるルート

ルート①

京都駅から京都御所までの文化財をめぐるコースです。

このコースは京都御所までは地下鉄を利用し、そこから徒歩で15~20分前後でまわれる場所ばかりですのでおすすめのコースです。

京都駅-(地下鉄烏丸線)-京都御所-(徒歩)-京都ハリス正教会-(徒歩)-誓願寺-宝蔵寺-安養寺-瑞泉寺-知恩院三門-平等寺-妙法院-京都駅


京都ハリス正教会・瑞泉寺・宝蔵寺・安養寺は今回が初公開です。また、誓願寺も21年ぶりに公開と目が離せない場所がたくさんです。

さらに、知恩院山門より妙法院までの間には、観光スポットで有名な八坂神社や清水寺などもあります。

この季節は紅葉目当ての観光客であふれていますが、ぜひ足を伸ばしたい場所です。

ルート②

京都駅より南側に位置する東寺の文化財です。

京都駅-東寺灌頂院・東寺講堂五重塔


京都駅より徒歩で約20分です。

この季節は夜間のライトアップも開催され、昼も夜も見ごたえたっぷりです。

五重塔の密教空間は必見です!夜のライトアップは6時半~9時半まで。入場料が別途かかります。

image002

ルート③

まず、京都御所より北に位置する文化財をめぐるコースです。

このコースは京都御所までは地下鉄烏丸線を利用し約20分で到着しますが、京都御所からは市バス等を使ってめぐるコースです。

各施設近くにバス停がありますので、行先を確認しながら小刻みにバスを利用します。


バスは10~20分間隔で運行しています。

京都駅-(地下鉄烏丸線)-京都御所(清浄華院・廬山寺)-冷泉家-(バス)-上賀茂神社-(バス)-下賀茂神社-(バス)-妙蓮寺-(バス)-法然寺-(バス)-京都駅

※京都御所の廬山寺は11月3日の正午~拝観不可です。


バスを乗り継いで各施設をめぐるのはやや面倒に感じるかもしれません。

そんな方のために耳寄りな情報があります。

この時期JCBカードを所有している方は無料で乗車できる専用バスがあるようです。

上記ルートをまわるバスもありますので、お財布の中のJCBカード確認してください。

目印はバスについたJCBマーク。無料乗車可能期間は11月1日・2日・3日・4日・5日・11日・12日の7日間です。

詳細はこちらのサイトをご覧ください。

ルート④

最後に京都市内からは離れた八幡市の文化財をめぐるコースです。

京都駅からは近鉄・京阪・男山ケーブルを乗り継いで所要時間約50分のところです。

松花堂弁当の起源となった松花堂庭園には日本料理吉兆があり、お庭を見ながら松花堂弁当をいただけます。

京都駅-石清水八幡宮-神應寺-正法寺-松花堂庭園・美術館

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各施設ごとに拝観料800円がかかりますが、貴重な文化財の保存修理・維持管理などに充てられるとのことです。

また、京都定期観光バス企画の「秋の特別公開文化財めぐり」が開催決定しましたので、交通費・拝観料・昼食付で大人9,500円で参加できます。


★コース内容★

東寺灌頂院、京都ハリストス正教会、瑞泉寺、妙法院、京都東急ホテル≪懐石ランチ≫、京つけもの 西利


詳細は⇒コチラ

この時期の京都は観光客であふれています。

こちらの記事に秋の京都の混雑状況や宿泊について紹介しています。

紅葉の京都は大混雑!どうやって見る?どこに泊まる?

ぜひ参考にしてください。

混雑するのはわかっていても、「The日本の秋」を楽しむためにはこの時期しかありません。

さらに普段見ることができない文化財も見られるなら…考えただけでワクワクしちゃいます♪

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