駅弁ランキングで1位を獲得した広島宮島口「うえの」のあなごめし!
今や駅弁だけでなく「うえの本店」は休みの日は3時間以上並ばないと食べられない大人気のお店です。
今日も、お昼の12時過ぎにお店に行きましたが、その時点でお昼の受付はすでに終了。
そして、中には順番待ちのお客さんがたくさん!!
私のお目当ては「お持ち帰りのあなごめし弁当」。それでも約1時間の待ち時間とのこと。
でも、1時間くらい待っちゃう!ってくらい美味しいんです。
お店で食べるあなごめしはもちろん、わっぱの容器に入った「あなごめし弁当」はわっぱの何ともいえない風味がごはんに染みついて、「駅弁ランキング1位」も納得の味です。
でも、宮島口には他にも「あなごめし」の美味しいお店、たくさんあるんです。
なかでも私のおすすめは宮島口フェリー乗り場脇の「広電宮島ガーデン内」にある「ふじの屋」のあなごめし弁当。
そこで、「うえの」のあなごめしと徹底比較してみました。
「うえの」「ふじの屋」あなごめし弁当徹底比較
価格
うえの:1,944円
ふじの屋:1,580円
わっぱ大きさ
うえの:13.5×17×3.5
ふじの屋:9×18.5×3.5
中身
うえの:あなご11きれ・たくあんと生姜漬け
ふじの屋:あなご8きれ・たくあんと芝漬け
たれ
うえの:薄め
ふじの屋:濃いめ
ちょっと写真が暗くてすみません。左が「うえの」、右が「ふじの屋」のあなごめしです。
「うえの」で13:10に購入したものは、11:36に製造したものでしたが、「ふじの屋」のあなごめしは目の前で焼きたてのあなごを乗せてくれるアツアツ弁当。
人によって好みはありますが、すぐに食べるなら「ふじの屋」の方がアツアツを食べられそうです。
「うえの」の歴史
そうは言っても、「うえの」は明治34年創業。その時点ですでに10代だった他人吉さんが宮嶋駅の駅弁として販売したのが始まり。
かれこれ110年以上の歴史を持つ老舗です。
そして、店構えがなんともいい!
宮島の歴史を感じながら食べる「あなごめし」はまた格別です。
そして、お持ち帰り用の「あなごめし弁当」の包装紙も明治・昭和の「レッテル」(デザイン)を復刻して、趣深いものがあります。
包装紙に書かれた文字を良く読んでみると…
宮島エスケープ さあ、宮島にわたりましょう。
その十一、プライベートビーチへ<鷹巣浦>
包ヶ浦を過ぎると急坂を越えるので自転車には辛く危険なところです。鷹巣浦は軍の砲台や要塞のあった場所で幻想ポイント。<入浜>
宮島のウラで最良のビーチです。なにもない美しい海岸。ふわふわの白い砂、天国に近い海岸。車やバイクなら簡単に。モーターボートならもっと簡単。<大砂利と沖に浮かぶ島々>
入浜と対照的に巨大な岩がごろごろする海岸で水際まで亜熱帯風密林ですから広島近郊に居ながらにして太平洋のニューカレドニアにいる気分になれるすばらしい所です。先に進むと岩と岩のかげに隠れるようなプライベートビーチにつながります。眼前には穏やかな海と無人の小島が浮いています。東の沖には、無人島の小奈佐美島、俗称江ノ島が、西の果てには、無人島の可部島、洞窟のある蛇島と呼ばれてきました。江の島や可部島にある洞窟は、戦争中の要塞の名残ですが風の通るリゾートです。真南に船を進めると、鯛やハマチにかんぱち、牡蠣の養殖もしている阿多田島があります。島のどこにもアンカリングに適した入り江とビーチがあり美しいです。さらに南には、ダイビング練習スポットとしても愛されている桂島と続き島、無人島の保高島がひっそりと。桂島には、可愛い猫達が坂道でお昼寝しているでしょう。<西>の海岸 長浦
宮浜温泉から臨む宮島の近辺が須屋浦(厳島七浦の一つで社もある)です。この浜に上陸して磯を渉り、南へと海岸の白砂沿いに進むと宮島西端の長い砂浜。自然以外になにひとつないからっぽのすばらしい海岸の散歩を楽しみましょう。野生の鹿が親子で現れます。太古の自然のままの世界。干潮の時間帯に合わせて上陸すれば白い砂浜が数キロに渡ります。ゆったりペースで<千年のリゾート>厳島を楽しむ。あなたの瞳と心に映る風景は、千年前とかわりません。
~昭和十一年四月十一日に使用されたものを復元しました。~
少々おかしな日本語と昭和を感じる文章が印刷されています。
どちらも美味しいあなごめし。
歴史ある「うえの」もいいですが、宮島には美味しいあなごめしのお店がたくさんありますよ。