毎日食べている私の大好物、納豆。
大豆に含まれている「イソフラボン」は女性にとって欠かせない栄養素。
更年期障害の症状はもちろん、美肌などにも効果があるとされています。
さらに…花粉症に効果のある納豆菌が開発されたとかで今年はより注目されているようです。
通常の納豆に比べて免疫力アップ効果が1.5倍もあるそう!
そこで、納豆にはどんな効果があるのか?
また、効果的な食べ方はあるのか?
調べてみました!
納豆に含まれる栄養素
・ビタミンE
ビタミンEは水と油が溶け合う乳化作用をもっています。よって、ビタミンEが豊富な皮膚は水分と油分を取り込むことができるので美肌になります。また、活性酸素を取り除く働きがあるのでアンチエイジングになります。他にもホルモンの分泌を促進したり、血流、血行を良くする働きもあります。
・カリウム
カリウムは新陳代謝を高める働きがあります。ナトリウムの排泄を促進し高血圧予防やむくみの改善につながります。また、デトックス効果もあるので美容、疲労回復に効果があります。
・ポリグルタミン酸
納豆のネバネバの主成分ポリグルタミン酸は体内で分解されにくいため、胃の中の粘膜を保護したり、腸内で老廃物の排泄を促進してくれます。また、ローションなどでお肌から取り入れると皮膚の表面に幕を作り保湿してくれます。
・ムチン
納豆のネバネバ成分である「ムチン」は胃腸の強化し消化吸収の促進させる働きがあります。栄養が体内にスムーズに取り込まれるため、美容にも効果があります。
・ジピコリン酸
大豆が発酵する際に生じるジピコリン酸には、強い抗菌、抗ウィルス作用があります。実験では病原性大腸菌O-157の他、病原菌の増殖を抑える働きがあるため、風邪やインフルエンザに効果があるとされています。
・セレン
活性酸素を消去するミネラルで、アンチエイジングの他、傷の悪化を抑える作用もあります。このセレン、なんとビタミンEの40倍もの抗酸化作用があり、ビタミンEと一緒に摂取すると抗ガン作用もあることから納豆はすばらしい食品です。
・納豆菌
熱に強く体内でも発酵を進めるので腸内環境を活性化させ善玉菌の増殖を促進します。また、食物繊維も豊富なため、便秘に効果があります。腸内の善玉菌は寿命が一日しかないので納豆を毎日食べることで大切です。また納豆菌に含まれる血栓溶解酵素ナットウキナーゼは、血液をサラサラにし、血栓を予防してくれます。ただし70℃以上で効果が薄れてしまうので加熱はNGです。
その他に、ビタミンB1・B2・K、カリウム、カルシウム、鉄分、マグネシウムと栄養豊富な納豆。美肌、美容、更年期、アンチエイジング、デトックス、動脈硬化防止、抗菌作用などうれしい効果がたくさんです。
こちらのサイトで納豆1パックに含まれる栄養素をわかりやすく紹介しています。
花粉症にも効果があるの?
納豆に含まれる納豆菌は熱に強く、体内で活発に働きます。腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えることはもちろん、栄養の吸収を促進させるため、免疫力アップにもつながります。
さらに抗菌、抗ウィルス作用もあるので、病気にかかりにくい体にしてくれます。
実はこの納豆菌、2000種類以上も種類があるそうです。
そしてその中で2002年に発見された「S-903」という納豆菌は他の納豆菌に比べて免疫に対する機能が1.5倍もあったことから、花粉症に効果があるとされています。
実際納豆メーカー大手のタカノフーズが中部大との共同研究で花粉症患者50名にS-903の納豆菌で作った納豆を10週間食べてもらったところ、鼻炎症状の緩和やくしゃみの和らいだとの結果があったそうです。(2014年)
☆タカノフーズ「すごい納豆S-903」
たれには納豆菌と相互作用がある乳酸菌を含んでいるそうです^^
納豆の花粉症に効果的な食べ方
① 夕食1パック
納豆に含まれる抗酸化作用成分は寝ている間に活躍します。よって、納豆を食べるのは夕飯時がおすすめです。
② 賞味期限ギリギリに食べる
納豆菌はパックの中で発行しています。うわさでは30分おきに倍、倍と増えていくとか…。よって、製造した直後より数日たった納豆の方が栄養豊富です。ただし、発酵が進み過ぎると臭いや味に変化が出てしまうので気を付けてくださいね。
③ 薬味(食べ合わせ)がポイント
そのまま食べて美味しい納豆ですが、薬味との組み合わせでより豊富な栄養をとることができます。なかでもしそ・しょうがは殺菌作用があるため、免疫力アップになります。また、キムチに含まれる乳酸菌は花粉症に効果が有ると言われていて、納豆と一緒に摂ることでより効果が増すと言われています。その他発酵食品も免疫力アップにおすすめです。
いかがですか?
花粉症に限らずいろいろな効果が期待できる「納豆」ですが、1日1パック夕食に毎日食べ続けることがポイントです。