今日たまたま入ったコンビニで、ふと目にとまった「パート・アルバイト募集」の貼り紙。
私の中では
アルバイト=学生
という認識だったのですが、募集のポスターには「18歳以上」とあるだけでパートとアルバイトに特に差はないみたい。
え?じゃ?どうしてパートとアルバイトに分けるの?
そこで、私の素朴な疑問「パートとアルバイトの違い」について納得できる答えを調べてみます。
パートとアルバイトそもそもの違い
パートとは
正式名称は英語のパートタイマー。略してパート。会社が設定する所定労働時間より短く定められた労働時間をで働く人。但し、現実には働く時間よりも、賃金や待遇を正社員と区別するための呼び方。
アルバイトとは
ドイツ語のArbeit(労働者)に由来し、戦前に学業の傍ら仕事をしてい大学生のことをアルバイトと呼んだ。時間当たりの賃金が正社員より低く、福利厚生などの対象からも外れる場合が多い。
よって、パートとアルバイトには明確な違いはなく、語源(英語とドイツ語)や使われる会社などの環境によって呼び方を変えていると考えられます。
つまり「パート=アルバイト≠正社員」といえます。
パート、アルバイトと同じ意味の言葉は?
パート、アルバイトとして働く人は、つまり「非正規雇用」の労働者です。
非正規雇用の雇用形態には以下の雇用契約が当てはまります。
・フリーター
・契約社員
・ボラバイト
・派遣社員
どれも、企業によって、または契約形態によって呼び名が異なるだけですす。つまり労働状況、賃金、待遇などが「正社員とは違う」ということが共通している意味です。
また、非正規雇用として働くことには様々なメリット・デメリットがあります。
非正規雇用者のメリット
・自分が都合のいい時間に仕事をすることができる。
・サービス残業や含み時間などの労働を強いられることがない。
・副業ができる
・賃金の支払いが、月払い、週払い、日払いなどを選択できる。
・配偶者控除などに該当すると所得税が免除される
非正規雇用者のデメリット
・賞与、退職金が少額、もしくは支払われない。
・同じ職種内・では正社員より賃金が低い(時給換算)
・賃金の昇給がほとんど無い
・雇用期間が短い(最長3年)
・短期契約のため、住宅ローンなどが難しい
さいごに
パートとアルバイトの違いはを調べたところ、以下のことが分かりました。
・パートとアルバイトでは明確な違いはない。
・雇用者(会社)側の契約形態、就業状況によって正社員と差をつけるため呼び方を変えている。
また、パート・アルバイト以外にもフリーター・契約社員・ボラバイト・派遣社員など契約内容によって呼び方が変わることが分かりました。
これらを総称として「非正規雇用」と呼びますが、「非正規雇用」にはメリットでデメリットがあるため、あえて「非正規雇用」を選ぶ人、また「非正規雇用」として採用する企業があります。