今日、空を見上げたら可愛いスヌーピーの絵が描かれた飛行船が飛んでいました。
メットライフ生命のキャンペーン用飛行船のようでしたが、青空に悠々と浮かんでいる姿は時間が経つのを忘れるほど優雅な光景でした。
一度乗ってみたいな~♪
どうやって飛び立つんだろう?
速度は何キロくらい?
誰でも(お金さえ出せば)乗ることができるのかな?
そこで!私が気になったことを調べてみました。
飛行船、一般の人も乗れる?
私が見た飛行船はメットライフ生命の「スヌーピーJ号」。なんと人を乗せて飛ぶ飛行船は日本ではこの一台だけだそうです。
飛行船の定員はパイロット+3名。
一般の人は乗ることはできず、飛行船のクルーと取材などの関係者のみ。お金がいくらあっても乗ることはできないようです。
そこで、観光で乗れる飛行船がないか探してみたところ…
以前は(株)日本飛行船という企業が観光用の飛行船を運行していたようですが、2010年5月に倒産。その後、観光用(遊覧)飛行船は運行していません。
ちなみに気になるお値段ですが2010年4月の遊覧詳細がありましたので紹介します。
【TOKYOコース】
<運航ルート>
晴海→東京タワー→六本木ヒルズ→神宮外苑
→新宿副都心→東京ドーム→浅草(東京スカイツリー)
→秋葉原→日本橋→東京駅→銀座→レインボーブリッジ→晴海
<所要時間> 約40分(乗り換え時間含む)
<ご搭乗料金>
デイクルーズ・トワイライトクルーズ 63,000円
ナイトクルーズ 68,000円
※各お一人様/大人・小人同額/税込
【YOKOHAMAコース】
<運航ルート>
晴海→東京タワー→六本木ヒルズ→渋谷→代々木→自由が丘
→横浜港(山下公園、中華街、みなとみらい)→新横浜
→駒沢公園→新宿副都心→東京ドーム→上野→浅草(東京スカイツリー)
→秋葉原→日本橋→東京駅→銀座→晴海
<所要時間> 約90分(乗り換え時間含む)
<ご搭乗料金>
デイクルーズ・トワイライトクルーズ=126,000円
※各お一人様/大人・小人同額/税込
※現在、ナイトクルーズはありません
By 日本飛行船・飛行船遊覧クルーズ
かなり高額!この金額でも採算がとれずに倒産してしまったようですね。
現在はドイツでツェッペリン社の飛行船なら一般の人も乗船できるようです。
詳しくはこちらをご覧ください。
飛行船ってどうやって飛ぶの?飛び立つときは?
飛行船の大きなバルーンの中には空気より軽い気体…水素やヘリウムが入っています。ただし、水素は事故に繋がる恐れがあるため、最近では高価なヘリウムガスを充てんして飛行しているようです。
ですので、飛行船を飛行させるにはかなりの費用がかかります。
こちらに広告用として使用する飛行船の料金表があります。
そして、この大きな飛行船がどうやって離陸するか気になるところです。
日本で唯一の友人飛行船「スヌーピーJ号」が離陸する様子が動画にありました
飛行船でスローフライト! 2016 01 16 『スヌーピーJ号』 着陸&離陸
ぶ~んとプロペラが回って離陸する様子がわかります。
意外と速い?
飛行船の速度はどれくらい?
以前、日本で観光飛行船として飛行していた(株)日本飛行船で使用していた飛行船はツェッペリン社LZ N07-100型は最大飛行速度が125kmとされていました。
一回の飛行での継続飛行距離は900kmとのことです。また、通常の飛行時間は6時間(最大24時間)。
夜でも飛行できるようで、現在飛行中のスヌーピーJ号はこちらの動画のようにバルーン部分がライトアップされて飛行します。
2011.11.12 六本木ヒルズ メットライフアリコ 飛行船 スヌーピーJ号
なんだかとっても贅沢な飛行ですね。
いかがでしたか?
日本国内で観光(遊覧)飛行船はありませんが、どうしても乗りたい!というのであればドイツに行ってぜひ乗ってください。
私は…地上から優雅な飛行を見られれば、それで満足です^^