私が子どもの頃、母に良く言われていたこと
① 嘘をつかない
② 整理・整頓・清潔
③ ~らしさを大切にする
たまに嘘をついて叱られたり、部屋が散らかっていて注意されたりしましたが…
「~らしさ」については具体的に注意されたり怒られたりしたことなかったような。
この歳になってあらためて「~らしさ」っていったい何だろう…と気になってきました。
「~らしさ」ってなぁに?
「らしさ」とは
そのものの特徴が良く出ていること。自分らしさ、子供らしさ、など名詞や形容動詞につく。
「~らしい」「~らしく」
私の母親は「「~」(部分)の特徴を出しなさい」という意味で言っていたのでしょうか?
子どもらしく、学生らしく、女性らしく、母親らしく…
「~らしく」は意外になんでもあてはまります。
でも「子供らしく」ってどういうこと?「母親らしく」って?
人によって思い描く状態は違うような気がします。
でも「らしさ」という言葉があるということは、誰もが描く「~らしさ」もあるということ。
つまり「一般的」や「常識的」とも言い換えられるのでは?と気が付きました。
母は私に「常識を踏まえて行動しなさい」と言いたかったのかな?
自分らしさってなぁに?
学生らしく、女性らしく、と同じように「自分らしく」とも言いますよね。
でも、この場合の「らしく」は他の言葉と少し意味が違うように感じます。
自分≠他人
つまり「他の誰でもない自分という個性に自信を持つ」という意味でつかわれます。
「世界に一つだけの花」の歌詞のように「ナンバーワンよりオンリーワン」と、自分らしく生きることが大切と言われることの方が現代では多いかもしれません。
もしかしたら母は「自分らしく」と言いたかったのかな?
私が親の立場で子供に伝えること
親の立場から言うと、社会で生きるには「常識」は大切なので、子供には常識を身に着けてほしい行動してほしいと思います。
でも、同様に「自分らしく」を大切にしてほしいとも…。
つまりすべてにおいて「~らしく」なんです。
あらためて「~らしく」について考えて、親のすごさが身に染みました。