バレンタインデーと言えば…
「女性から男性へ愛を込めてチョコを贈る」
という風習が日本では根付いていますが、最近は少しずつ形を変えつつあるように感じる今日この頃^^
我が家の娘は昔からお菓子作りが大好きで、バレンタインデーには仲の良い友達に手作りチョコレートを贈っていたのですが(いわゆる友チョコ)、
娘のチョコ欲しさに、バレンタインデーからの数日間は毎日のように友達からチョコをもらって帰るという始末^^;
もらうたびにお返しを作っていては大変なので、数年前から娘は「バレンタインデーはチョコをもらう日」、そして「ホワイトデーは手作りチョコをあげる日(お返しも含めて)」と決めてきました。
そんな光景を見ていたせいか、2歳年下の息子もホワイトデーに手作りチョコを返すという!なんとも進化した我が家のバレンタインデー。
そもそもバレンタインデーは日本のお菓子メーカーの策略で始まったと聞いていましたが、先日⇒「1月31日は愛妻の日!花を買ってハグ!そして感謝の言葉も忘れずに♡」の記事を書くにあたっていろいろ調べているうちに「バレンタインデーの始まり」について興味深い情報を入手したのでご紹介します。
バレンタインデーの由来と始まり
バレンタインデーの由来は、ほぼ以下の説に統一されています。
2月14日に開かれる、男女の愛の誓いの日であり、殉教者である聖ウァレンティヌスに由来する記念日とされている。ヴァレンタインデーなどとも表記される
ただし、日本のバレンタインデーの始まりには諸説あり、はっきりしたことはわかっていないようです。
そこで、私が入手した情報をご紹介します。
1936年2月12日付の英字新聞「ザ・ジャパン・アドバタイザー」に、「モロゾフ(当時の神戸モロゾフ製菓)」「あなたのバレンタイン(=愛しい方)にチョコレートを贈りましょう」という広告を載せました。
これが日本での「バレンタインデーにチョコを贈る」の始まりとされています。
しかし、それよりずいぶん前の19世紀イギリスでは、バレンタインデーには男女問わず花やケーキ、カードなどを贈る習慣がありました。
さらにイギリスのお菓子メーカーよってプレゼント用のチョコレートボックスやハート形のキャンディボックスなどが発売されたため、バレンタインデーにはチョコやキャンディーなどを贈るようになったと言われています。
モロゾフはこのイギリスの風習をもとに、「バレンタインデーにはモロゾフのチョコレート」ということで広告を載せたのではないかと考えられます。
広告が英字新聞だったのもこれなら納得がいきますよね。
実はこの頃、メリーチョコレートカンパニーの創設者、原 堅太郎氏はモロゾフで菓子職人として働いていました。よっていち早く「バレンタインデーにチョコを贈る」という風習を認識していたようです。
その後、原氏はモロゾフを退職し「メリーチョコレートカンパニー」を設立することになります。
原氏の次男、邦生氏が、バレンタインデーの時期に伊勢丹新宿店で初めてバレンタインデーフェア開催したことで、一気に各百貨店でも「バレンタインデーフェア」が始まったようです。
(メリーチョコレートは、チョコレートの大量生産に成功しバレンタインデーに限らず一年中チョコレートやお菓子類を販売してきましたが、2008年のリーマンショック後の円高で多大な損失が生じ、ロッテホールディングスに全株式を売却、傘下に入りました。)
このメリーチョコレート、2000年にパリの「サロン・ド・ショコラ」に日本企業で初めて参加し、その後3回も受賞しています。
その受賞したチョコレートは「トーキョーチョコレート」というブランドで、現在は伊勢丹新宿店のみ取扱いとなっています。
日本で初めてサロン・ド・ショコラに参加したメリーチョコレートの入賞ブランドと聞くと一度は食べてみたいですよね♪
コチラの伊勢丹オンラインストアで購入できます。
そんなこんなで「バレンタインデーの由来、始まり」について知ってしまったら、今年のバレンタインデーは「トーキョーチョコレート」!?って気になってきちゃいました。
アソートボックスは目でも舌でもチョコレートを楽しめるので、幸せな気分になりますよね^^
誰かくれないかな~~~♡