小池都知事の答弁、カタカナ言葉は高校生レベルってホント!?

最近ニュースで良く見かける小池都知事の答弁。

テレビ局によってはカタカナ言葉の部分だけを編集してみせるなど、批判、皮肉のまととなっているようですが…。

確かにご本人も「またカタカナが出ちゃいましたね…」と、すぐにその意味を説明するなど「都民ファースト」は意識されているようですが(皮肉!?^^;)

先日もニュースを見ていると、知らないカタカナ言葉の連発で、でもその後言葉の意味を説明していたので、思わず「小池さんの答弁見てると勉強になるね」と娘に言うと、高校生はみんな知ってるよ。

「アンシャンレジームは世界史で習ったし、パラダイムシフトは現代文にでてきた」とのこと。

そうなの?やばい!高校生に負けてしまう…!!

ということで、小池さん答弁で使われたカタカナ言葉を集めて意味を調べてみました。

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小池都知事のカタカナ言葉と意味

アンシャン・レジーム(フランス語)

フランス語で「旧体制」を意味する言葉。フランス革命後の新しい社会と比較して旧来の体制を「アンシャンレジーム」と呼んだ。

パラダイムシフト(英語)

「パラダイム」は「認識のしかた」「考え方」「物の見方や捉え方」「常識」を意味する言葉。パラダイムは時代によって変化することがあるため、パラダイムが変化することを「パラダイムシフト」と呼ぶ。これは変化自体を指す言葉なので、その前後の優劣は関係ない。天動説が地動説と変化したことなど科学の常識の変化もパラダイムシフトの一つ。

ワイズスペンディング(英語)

「賢い支出」の意味。経済学者ケインズの言葉で将来的に利益や利便性を生み出す事業や分野に対して支出することが望ましいという意味。

サスティナブル(英語)

地球環境を保った上で継続・持続するという意味。1987年に開催された国連「環境と開発に関する世界委員会」の報告書に「サスティナブル ディベロップメント(sustainable development)」が提唱され、一般的に環境用語として使わるようになった。

-economy(サスティナブル エコノミー)環境保全に配慮した持続可能な経済

-mobility(サスティナブル モビリティ)環境に優しい車社会

これらのように環境保全を基準にしたものとして使われる。

スプリングボード(英語)

① 水泳の飛び込み台
② 体操の踏み切り板
③ 契機・きっかけ

インベストメント(英語)

投資・出資

コンセッション(英語)・コンセッション方式

「コンセッション」は譲歩、容認。また、譲与されたもの、免許・特許、利権・特権の意味。

「コンセッション方式」とは、高速道路、空港、上下水道などの料金徴収を伴う公共施設などについて、施設の所有権を発注者(公的機関)に残したまま、運営を特別目的会社として設立される民間事業者(以下、SPC)が行うスキームを指します。

ホイッスルブロワ―(英語)

直訳は「笛を吹く人」…転じて会社や組織の不正を内部告発する人の意味につかわれる。

ダイバーシティ(英語)

多様な人材を積極的に活用する考え方。最近は女性の雇用や登用に使われることが多いため「女性の社会進出」の意味と考える人が多いようだが、本当の意味は女性に限らず、多様な年齢、学歴、価値観、人種などを受け入れることで生産性を高めるマネジメントのことを指す。

「diversity」なので「city」とは違う。

セーフシティ safe city(英語)…安全な街

スマートシティ smart city(英語)…賢く設けて発展する街。

いかがでしたか?

今は聞きなれない言葉ですが、何と言っても「クールビズ」を流行語にして定着させてしまった小池さんのことなので、こうやって連発することで、数年後は私たちも当たり前に使う言葉になっているかもしれませんね。

今後も小池さんのカタカナ言葉が楽しみです。

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