箱根駅伝、タスキの渡し方などルールが知りたい!

今年も駅伝の季節がやってきました!

駅伝は数人が長距離をリレー形式で走りますが、国際レースではマラソンの距離である42.195kmを6区間(5 km・10 km・5 km・10 km・5 km・7.195 km)で走るものとされています。

毎年お正月1月2、3日に開催される箱根駅伝は1区間が約20 km 。

2日往路は107.5 km、3日復路は109.6 kmで合計217.14 kmを10人の選手が走ります。

数々のドラマが生まれる箱根駅伝。毎年楽しみにしている方も多いと思いますが、そもそも駅伝の「ルール」ちゃんと知っていますか?

駅伝をしっかり楽しむために、たすきの渡し方など基本的なルールをご紹介します。

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箱根駅伝基本のルール

タスキの長さは1.6~1.8m、幅は6cm

駅伝の命ともいえるタスキ。学校ごとに色が決まっていて代々受け継がれているものです。そのタスキは長さ1.6~1.8m、幅は6cmの布製と決まっています。(箱根駅伝の場合、繰り上げスタートとなった選手は黄色・白のストライプのタスキ(白タスキ))

また、タスキの肩かけ方にもルールがあり、必ず肩から脇の下まで斜めにかけることになっています。

タスキの受け渡しは手渡しのみ

中継所に引かれた中継線は幅50mmの白線。この白線から20m以内で前走者から次走者へタスキを「手渡し」しなくてはいけません。箱根駅伝では過去に中継地点に倒れこんだ前走者が次走者へタスキを投げ渡したため失格となってしまったこもありました;;

さらに次走者は中継線より前方にいなければならないというルールもあります。

先頭走者から20分遅れたチームは繰り上げスタート

駅伝では著しく遅れたチームは繰り上げスタートすることになっていますが、箱根駅伝の場合、先頭走者から20分を越えると繰り上げスタートとなります。(ただし、鶴見・戸塚中継所のみ10分)

原則は車道の左側を走る

箱根駅伝の場合、コースを先導する白バイの後を選手たちは走ることになっていますが、車道は左側を走ることとなっています。また、交差点も中央地点より右側に出てはいけないというルールもあります。

伴走・手助けは一切禁止

区間内に入れるのは各チーム1選手のみ。よって伴走や手助けは一切禁止となっています。ただし、途中走行困難になった場合は大会医務員のみ触診できることになっています。毎年箱根駅伝では給水ランナーも話題になりますが、これば伴走とは別であらかじめ許可を取って行われているのものです。

同タイムゴールの場合は区間上位者の数で決める

同タイムでゴールした場合は、まず区間1位の数を比較して順位を決めます。さらに同数の場合は区間2位、3位と順位を下げながら比較することになっています。

また、10位に同タイムのチームが複数いた場合は、すべての学校にシード権を与えることとなっています。

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さまざまなルールのもと駅伝は行われているんですね。

駅伝の命ともいえるタスキ。

このタスキを手から手へつなげていくことが駅伝の醍醐味ともいえます。

今年もドキドキハラハラしながら応援しましょうね!

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