今回はお子さんの歯の仕上げ磨きの方法について紹介します。
小さいころの歯磨きは大人になってからの歯にも大きく影響します。
「正しい歯磨き方法」をマスターして、虫歯0の歯にしてあげましょう。
今から始めれば十分間に合います!
まずは楽しく歯を磨けるコツをマスターしよう!
お子さんは今何歳ですか?
歯が生え始めたばかりの乳児の歯は数本なので、そんなに時間をかけなくても一本ずつ磨いてあげられるかもしれません。
しかし、乳歯がほぼ生えそろう幼稚園や保育園の幼児は磨く歯が増える上に「いやいや」も始まりますよね^^;
まずは「歯磨き=楽しいこと」を教えてあげることが大切です。
同時に、歯を磨かないとどうなるか…ということも教えてあげましょう。
①歯磨きの歌に合わせて磨く
一番ポピュラーなのは「歯磨きの歌」に合わせて磨いてあげることです。
「歯磨きの歌」と言ってもいろいろな種類があります。
いろいろ試してお子さんが好きな歌を見つけてあげましょう。
~【こなつ☆2歳】歯磨きおかあさんといしょ☆はみがき上手かな~♪~
歯を磨いてあげることも大切ですが、仕上げ磨きの時間はお子さんとのスキンシップの時間としても重要です。
まずは目を見て、にこにこ笑顔&いい子いい子しながら磨いてあげてくださいね!
②お口の中のバイキンを退治するぞ~!
「○○ちゃんのお口、バイキンいるかな~? ママが退治するよ~!」と言いながら、「あ!いた!!」「よし、やっつけるぞ!」と少しずつ歯を磨いてあげます。
「逃がさないぞ!」とか「力を合わせてやっつけるぞ!」など戦闘レンジャーのヒーローのように磨いてあげると男の子は特に喜んでくれます。
でも、お子さんによってじっとしていられる時間はまちまちなので、一度に全部は磨けないかもしれません。
ちょっとずつでいいので、「あ、今バイキンマンいたよ!」とか「虫歯菌、見えた!」とか言いながら、余裕をもって磨いてあげましょう。
子供用の歯ブラシどれを使えばいい?
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子供用の歯ブラシは、歯の大きさに合わせて選びます。
歯ブラシに○歳用、などと書かれているものもありますが、目安はお子さんの指2本分の大きさです。
また、口の中に少しくらいあたっても大丈夫なように先が丸いやわらかめの毛のものを選びましょう。
2歳くらいになると、なんでも自分でしたがるので、子供用の歯ブラシはお子さん自身がもって自分で磨くようになるかもしれません。
歯で噛みながら磨くことも多いので、歯ブラシが痛むのも早いです。
ブラシが広がってくると、口の中を傷つける恐れもあるので、早めに新しい歯ブラシに替えてあげましょう。
また、仕上げ磨き用の歯ブラシは子供用とは別のものを使った方がしっかり磨けます。
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正しい仕上げ磨きの方法をマスターしよう
①まずは自分のひざに子供の頭を乗せます。
縦向き、横向きどちらでもいいですが、お口の奥までしっかり見える角度で寝かせましょう。
②あ~んのお口で奥歯磨き
一本一本歯ブラシが歯に当たるように磨いていきます。
力は抜いて軽く動かす程度のの力で十分です。
③前歯の裏側を歯ブラシを縦にしてやさしく磨きます。
歯茎を傷つけないように注意してください。
④い~のお口で前歯から
歯に歯ブラシが直角にあたるように磨きます。
少しずつ奥歯へスライドさせていきますが、歯ブラシを持つ反対の手で歯茎と唇の間に指をいれて、唇の内側に歯ブラシがあたらないように気を付けてください。
この部分に歯ブラシがあたると子供はとても痛がります。歯磨き嫌いにならないよう、注意して磨きましょう。
⑤最後にクチュクチュペッ!
最初のうちは大人がお手本を見せて口の中のゆすぎ方を教えてあげましょう。
そして、仕上げ磨きが終わったら「いい子にできたね!」と褒めてあげましょう。
虫歯にならない歯にするために
歯医者さんで定期的にフッ素を塗布することは虫歯の予防に有効です。
しかし、フッ素の摂取が続くと体に害を及ぼすという説も否めません。
フッ素を塗布するかどうかは、親が「虫歯の危険性」と「体への影響」どちらを選ぶかによって判断しなくてはなりません。
でも、フッ素を塗布している子としていない子では、虫歯になる割合が大きいのも事実です。
もちろん、フッ素を塗らなくても虫歯にならない子もいます。
できればそれが望ましいですが、それはほんの数パーセントの子供だけです。
溶けた歯は残念ながら再生することができません。
虫歯の恐ろしさについて良く考えてみてくださいね。
さいごに
我が家の二人に子供たちは小さいころから定期的にフッ素を塗布してきました。
おかげで二人とも虫歯0
さらに大きな病気もせず、元気に成長しています。
丈夫な歯で、ご飯をむしゃむしゃ良く食べています。
年を取った時に初めて歯の大切さに気が付くといいますが、食べたいものをよく噛んで食べることは健康への第一歩です。
子供が小さい時の歯磨きは親の責任ですね。
この機会に一度よく考えて、歯磨きを見直してみましょう。