今日、夏休みの自由研究にピッタリのアイデアを耳にしました。
その名も「ひまわりの観察日記」…えっ?それって定番!?と思った方^^;
違います!普通の「ひまわり」じゃないんです!
今から間に合う、夏休みに「種まきから花を咲かせるまで」の観察日記です。
もちろん1学期の終業式に持ち帰る朝顔(ひまわり)を引き続き観察するんでもいいですが…
ただ観察するより、何かしら手を加えて「早く咲かせる」方が面白くないですか?
そこで、今回は通常なら60日間で花が咲く「ミニヒマワリ」をさらに早く咲かせて自由研究にするためのアイデアを紹介します
ミニヒマワリ観察日記
<準備するもの>
・草花用の培養土 適量
・4号鉢(直径12cm)3つ
・液体肥料 適量
・ミニヒマワリの種 数粒
・生育を記録するノート
・まとめ用模造紙
ミニヒマワリの種はこちらで購入できます。
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<育て方>
① 4号鉢に培養土を適量入れる
② 鉢の真ん中に指を5mm程差し込み、ヒマワリの種を3粒ほど入れる
③ 種が隠れるよう上から土をかぶせる
④ 鉢の下に受け皿を敷く
⑤ たっぷりじょうろで水やりをする。
この時受け皿に水が約1cmたまるくらいたっぷり水をかける。
同様に別の2つの鉢にもヒマワリの種を植え水やりをする。
⑥ 25度以上の温度が確保される日陰で発芽を待つ
⑦ 5日間ほどで芽が出るので、双葉が開いたら丈夫そうな芽を残し、他の芽は庭へ植える。(こちらの芽は観察とは関係ないので、水やりさえしていれば元気に花を咲かせるはずです。)
3つの鉢とも芽が出るまでは同様にお世話します。
⑧ 芽が出たら3つの鉢(A・B・C)の栽培方法を変え、花が咲くまでを比較する。
・A…朝晩水やり、1週間に一度液体肥料、日向
・B…朝晩水やり、1週間に一度液体肥料、半日陰(風通しは良い場所)
・C…朝晩水やり、1週間に一度液体肥料、日向→つぼみがついたら段ボールを被せ日陰
※注意
水やりは朝晩2回。もし外出するなどで水やりできない日があれば3つの鉢とも風通しの良い日陰において受け皿に水をためておく。
⑨ 種まきからA・Cは約1か月でつぼみがつく予定です。
つぼみが出たらCの鉢には夜7時~翌朝7時まで段ボールを被せます。(12時間以上)。
始業式までに花が咲かない場合はゴメンナサイ。
まずは始業式までの研究結果をまとめて、花が咲いたら記入するスペースを空けておくと良いでしょう。
水やりさえしていれば少し遅れても必ず花は咲きます。あとは、写真を撮って貼るだけでOKです。
「ミニヒマワリの観察日記」まとめ方のポイント
① 予想を立てる
A・B・Cに種を植えたら必ず予想を立ててください。自由研究で最も大切な部分です。
② 水やりしっかり
基本は朝晩2回ですが、土が乾いて元気が無くなったら適宜水やりはしてください。充分な水やりはヒマワリの生育に欠かせません。
③ 毎日記録
毎日一言でいいのでそれぞれの鉢の様子をメモ、記録しましょう。変化がない場合は「変化無し」でOK!茎が伸びて高さが測れるようになったら何cmかも記録していくと成長がわかりやすいです。
④ スケッチする・写真を撮る
双葉が出た時、本葉が数枚出た時、つぼみができた時にはスケッチ、または写真を撮っておくと◎。
⑤ 模造紙にまとめる
自由研究の宿題として学校に提出するには、ノートより模造紙にまとめてあったほうが見やすく、発表もしやすいです。そこで、100均などで模造紙を買ってきてまとめましょう。
こちらの記事で、まとめ方や基本のステップを詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてください。
さいごに
ミニヒマワリは通常のひまわりを品種改良して早く小さく成長したものだそう。
改良のきっかけは、「子供の目線で花が見られるように」との優しい気持ちから…。
夏といえば=ひまわり
お子さんの夏の思い出にぴったりの自由研究になりますね。