オリンピック聖火、どこかで保管してる?終わったらどうする?

いよいよ、リオ・オリンピックが始まりましたね。

始まる前から何かと心配事が多いリオ・オリンピックでしたが、開会式は素晴らしいものでした。

その開会式をテレビで見ていた娘が「聖火ってオリンピックをしていない時はどこかに保管してあるの?」となんとも素朴な質問…。

あれ?そういえば聖火ってどこかで保管してるんだっけ?と私もあやふや…。

私たち親子のような会話をされたおうち多いんじゃないでしょうか!?


そんな方のために調べてみました^^

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オリンピックの聖火はどこかで保管しているの?


リオ・オリンピックの聖火リレーは、途中で邪魔が入って消されたこともありで大変だったようです。

その聖火の種火はどこかでずっと保管されているものなのでしょうか?

オリンピックの、そして平和の象徴ともされている聖火ですから、大切に保管されているはず、と考える方もいるかもしれませんが…

実は聖火はオリンピック開催前にギリシャのオリンピアで毎回凹面鏡を使って太陽の光から採火されています。

その儀式はオリンピックが開催された最初のアテネから変わっていないということですので、同じ方法でつけられた聖火が貴重なものだということは納得です。

リオ五輪の聖火、古代オリンピア遺跡で採火式 Rio Games flame lit at

そして何より、その聖火が様々な人の手を介して、オリンピック開催国、聖火台までつながっていくということが意味あることなのですね。

聖火はどうやって運ばれる?


ギリシャのオリンピアで採火された聖火はオリンピック開催国までどうやって運ばれるのでしょうか?

聖火リレーは凹面鏡の種火が聖火としてトーチに灯された段階でスタートしています。

国を超える時、海を渡る時には、飛行機や船など様々な方法で運ばれます。

こちらはロンドンオリンピックの聖火リレー。

テムズ川を船で聖火を運んだ時の様子です。

その際、聖火は船上の聖火台に灯され運ばれています。

聖火、タワーブリッジへ ロンドン五輪間もなく開幕

ランタンの火は種火として開催期間中ずっと灯され続けます。

聖火リレーの最中に万が一消えてしまうような事態になっても、この種火から再び聖火が灯されるわけです。

聖火はオリンピックが終わったらどうする?


オリンピックの閉会式で聖火台に灯された聖火が静かに消えるとオリンピックが終わることとなります。

でも、その時ランタンで灯されていた火はどうなるのでしょうか?

そんな疑問がわいてきたので調べてみました。

その答えは、開催国によって違う…とのこと。

でも、調べているうちにすごい事実が!!


東京オリンピックが開催された1964年、聖火はまずギリシャから沖縄に到着し、その後鹿児島を含む3か所に渡り、聖火リレーが始まったそうです。

その際、鹿児島では聖火が消えてしまった時に備えてオリンピック開催期間中も種火を大切に保管し、さらにその火を囲んで催し物が行われたそうです。

その催し物に携わったスポーツ店の店主が、離島の小学校の校長先生に「子供たちに聖火を見せてあげたい」と頼まれていたため、その火を分火し子供たちに見せた後は自宅の門燈などに使っていたそう。

そのことを耳にした鹿児島県立青少年センターは「子供たちのキャンプファイアの種火に使いたい」ということで、種火がセンターへ移り、今もなお大切に保管されているそうです

1964年から50年以上、そして2020年の東京オリンピックの年もこの種火が灯り続いていることでしょう。

そのニュースが聞ける日を楽しみにしています♪

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