気候が暖かくなると、外で体を動かしたくなりますよね~♪
毎日できる運動として、自転車通勤(通学)を考えている方も多いかもしれません。
でも、ちょっと待って!
ここ近年地域によっては自転車保険の義務化が進んでいるのをご存知ですか?
緩やかな下り坂でも意外とスピードが出てしまう自転車。
その自転車と歩行者との事故が年々増加しているためです。
大きな事故になると、歩行者が死亡してしまうケースなどもあり、そんな万が一の時に備えて自転車保険に加入することが義務化されているのです。
そこで「自転車保険」に入りたい!と考える方もいるかもしれません。
でも実は自動車保険に加入されている方の場合、特約等で自転車による事故の補償も付帯されていることがあります。
自転車保険に加入する前にまずは保険証券を確認、または保険会社に確認する必要があります。
自動車保険で自転車事故・ケガが補償される場合
確認ポイントは次の3点です。
① 個人賠償責任補償が付帯されているか?補償額はいくらか?
自動車保険の場合、特約、もしくはオプションで付帯される補償です。
この補償は自動車運転中に限らず、自転車に乗ってる時やそれ以外の日常生活で、他人をケガさせてしまったり、他人の物を壊してしまった時に補償されます。
補償金額は保険会社によってさまざまですが、大きい事故の場合、相手が死亡または寝たきりなどになっていることを考えると無制限にしておくと安心です。
この特約(オプション)自動車保険契約者のみならず、同居の家族なども対象となることもあります。※個人賠償責任補償は火災保険に付帯されている場合もあります。
② 人身傷害+車外自動車事故補償特約
車外補償の特約がついていれば、自分が自動車運転中(乗車中)以外でも、歩行中、自転車乗車中の事故によるケガが補償の対象となります。
通常は補償金額を上限とした実損害額の補償となりますが、オプション等で一時金などの補償を付帯してあればその金額を補償されることがあります。
③ 自転車障害特約
保険会社によっては自動車保険の特約として「自転車」を対象とした特約があります。
現在付帯していなくても、いつでも追加補償(変更)できる場合が多いので一度保険会社や代理店へお問い合わせください。
現在自動車保険に加入されていない方は「自転車保険」や「傷害保険」などに加入することで自転車による事故を補償することができます。
自転車は事故の被害者だけではなく、加害者になる可能性があることを認識する必要があります。
保険料は補償の種類や保険金額によっても変わってくるので一度見積もりをとって比較するといいですね。