娘がお祭りの縁日で金魚すくいをしてきました。
可愛い金魚が3匹。
でも、すでに元気がなさそう…。
急いでカルキをぬいた水槽に移し替えましたが、翌日から悲しいことに1匹ずつ…;;
どうして?何が悪かったの?
同じ間違いを繰り返さないために、金魚すくいの金魚、どうしたら元気に育てられるか調べてみました。
金魚すくいの金魚、水槽の準備と移し替える際の注意点
金魚すくいで金魚をすくって持ち帰ったら、まずはバケツを準備してください。
そして、できるだけ早く次のことをします。
② カルキ抜きの液剤または、水を半日おいてカルキを抜く。
③ カルキの抜けた水に「メチレンブルー水溶液」(薬剤)を入れる。
④ 水槽に砂・砂利を入れる
⑤ 水槽に水を静かに移す。
⑥ 水草やエアーを入れる。
⑦ 水槽に金魚の袋を浮かべて10分程度放置する。(水温を合わせるため)
⑧ 袋の水を1/3捨て、捨てた分だけ水槽の水を入れる。
⑨ 同じことを2~3回繰り返す
⑩ 金魚だけ水槽に入れる。
<注意点>
金魚すくいの金魚がすぐに死んでしまう一番の原因は環境の変化です。
金魚すくいの水槽⇒小さな袋⇒新しい水槽
その繰り返しで金魚は弱ってしまうことが多いので、水槽に移し替える際にできるだけ変化を少なくするため「水合わせ」を行います。
また、1日程度は、金魚にはエサをあげないようにします。
金魚すくいは金魚にとってかなりストレス。
まずは静かな水槽の環境になれさせることが重要です。
金魚すくいの金魚、寿命はどれくらい?
和金
金魚すくいの金魚のほとんどが「和金」と呼ばれる赤くて小さい金魚です。
また、泳ぎもすばやいので、金魚すくいにピッタリの金魚といえます。
和金の寿命は一般的に8~15年とのこと。
しかし、エサや水槽の環境によっては30年くらい生きる金魚もいるそうです。
さらに、エサの種類(栄養)によって10~20cmくらいまで成長する金魚もいるとのこと。
実は我が家にも8年ほども前に金魚すくいですくった金魚がいます。
みかんの果実にように小さく、オレンジ色の金魚だったので名前は「みかん」。
最初の2~3年は金魚の稚魚用のエサを与えていたので、あまり成長しませんでしたが、その後エサを変えてからというもの、すくすく成長し、今では10cmを越えるほどの大きさになっています。
我が家は冬場も玄関先の水槽でみかんを飼っているのですが…
金魚は環境への適応能力が高いほど長生きするそう。
わがやのみかんはまさに!の一言です。
出目金
金魚すくいの金魚の中には必ずと言っていいほど、数匹だけ黒い出目金がいますよね。
可愛らしい風貌なので、ついついすくいたくなってしまいますが…
出目金は和金にくらべておっとりしているため、金魚すくいではすくいやすい品種です。
しかし、和金に比べて弱い種類の金魚のため、育て方にはより一層注意が必要です。
できれば、他の種類の金魚や魚と同じ水槽に入れない方がいいとのこと。
それが難しいようなら、出目金は狙わずに、和金一本狙いで金魚すくいに挑戦してくださいね。
金魚すくいの屋台を見ると、ついつい腕だめしに「ポイ」を手にしたくなりますが…
私も今後はせっかくすくった金魚の命を失わないために、まずは「水合わせ」に注意しながら水槽に移し替えたいと思います。