このたび、姪っ子の結婚式にお呼ばれすることになりました。
年齢的にも季節的にも着物がいいかな？と思い、たんすから引っ張り出してみましたが…
さて、この訪問着で出席してもいいものなのか？ちょっと迷っています。
この歳になってマナー違反は恥ずかしい＾＾；
というわけで姪っ子の結婚式に訪問着を着ていいものなのか、調べてみました。
結婚式に着るなら訪問着？色留袖どっち？
★訪問着
訪問着は結婚式・表彰式・パーティ・お見合い・結納・茶会・目上の方を訪問する際など、略礼服として幅広く着ることができる着物です。
また未婚・既婚の区別もないので、最も便利な着物といえます。
訪問着に紋を付けてさらに正式な準礼装とすることもできます。
★色留袖
黒留袖は言わずとしれた第一礼装。既婚者のみが着るものです。
それに対して色留袖は未婚者も着ることができる第一礼装で、1･3つ紋であれば略礼装となり、訪問着と同じように幅広く着ることができる着物です。
では、私のように親族の結婚式に着る着物としてはどちらがふさわしいのでしょうか？
どちらも着物の品位的には同格なので、結婚式ではどちらもOKです。
…が「色留袖」は未婚の女性も着れる着物ということもあり、既婚者はNGという地域もあるようです。
よって当日までにあらかじめ年配者に確認しておく必要がありそうです。
ということはつまり…「訪問着」が無難！！
訪問着で1･3つ紋のものがあれば尚安心ですね！
訪問着と色留袖の違いは？
単に紋が入っているか、いないか以外にも違いがあります。
先ほど紹介した既婚・未婚等の違いと、着物の柄が入る場所に違いがあります。
留袖は座った時に柄が見えない部分、つまり（黒留袖・色留袖ともに）腰よりしたの部分に柄が入ります。
☆色留袖
色留袖レンタル 605fy16REN07【10P06Aug16】 |
それに対し訪問着は肩や胸元、また袖にも柄が入るためより華やかな印象になります。
☆訪問着
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色留袖どんな時に着るの？
私のように親族（親戚）の結婚式の場合、訪問着でも問題ありませんが、兄弟姉妹の結婚式の場合、自分が未婚であれば色留袖を着る必要があります。
また、（そんな機会があるかどうかわかりませんが）叙勲の儀式、宮中晩餐会に着物で出席する場合は第一礼装の黒留袖…と思いがちですが「黒」は皇室では「已み色」とされているため、色留袖に5つ紋のついた着物が第一礼装となり、色留袖を着る必要があります。
訪問着の紋入れ、いくらかかる？
最近では「着物はレンタル」という方も多く、結婚式の黒留袖でさえ「紋」は気にしないと考える方も…。
でも、紋が入っているだけで礼装に品位があがるなら…
と、すでに仕立ててある着物に後入れで紋をいれるといくらするのかな？と思って調べてみました。
こちらのサイトでは1つ紋が14,000円＋後入れ6,000円追加で20,000円ほどかかるよう。
（※感謝祭時は7,000円＋6,000円の13,000円）
でも、なんとこんなものを見つけました！！
★貼り付け家紋（着物用）
【家紋シール】 貼り付け家紋 「徳川葵」 KOM135 ※黒地の着物用、直径4cm |
ちょっと試してみたい気が…＾＾
しかもこのお値段ならお試し価格としても合格ですね！！
というわけで、今度の結婚式には訪問着で、髪型や小物を少しお洒落にして出席したいと思います。
着物は半襟や帯締めなどでも雰囲気がガラッと変わるのでオシャレ度アップできます。
いろいろ組み合わせて楽しみたいと思います。