夏休の自由研究。
その自由研究を「夏休みの宿題」にするためには研究結果の「まとめ」が必要になってきます。
どんなに簡単な自由研究でもまとめ方ひとつでずいぶん変わってきます。
せっかくのお子さんの自由研究を、台無しにしたくないですよね。
そこで!!これをおさえればバッチリ!
自由研究のまとめまでの基本ステップを紹介します。
ポイントをしっかりおさえて、胸を張って提出できるような自由研究にしてあげましょう。
自由研究まとめまでのステップ
ステップ1 テーマを選んだ理由
まずは、自由研究となるテーマを選んだ理由をはっきりさせます。
お子さんに「どこ(何)がおもしろそう?」などと聞いてみるのもいいですね。
くれぐれも簡単そうだったから…なんていうマイナスな理由はダメですよ。
ステップ2 実験に必要な道具(もの)を準備
必要なもの、必要だと思うものを準備しましょう。
途中で「あれがあれば良かった!」と思いつくこともあるかもしれませんが、可能な範囲で準備してしっかりメモしておきましょう。
測ったり、数えたり、計測・観測が必要な場合は、あらかじめ数字を書き込めるリストを作成しておくと、結果を記入するのに便利です。
準備の段階ではできるだけ一緒に準備して、実験はできるだけお子さんに任せるといいですね。
ステップ3 手順を箇条書きにする
「実験の手順」や「方法」などを箇条書きにします。
手順をはっきりさせることで、お子さんが自分で実験できるようになります。
また、どこで観測したり、写真を撮ったりなど予定をたてることもできます。
ステップ4 事前に実験の予想をたてる
実はこれが、自由研究で最も重要なポイントです。
準備が整ったら、なにげなく始めてしまいがちな自由研究ですが…「ちょっとまった!」
事前に「どうなると思う?」とお子さんに聞いて必ず予想をたててください。
そして、その予想を素直な言葉でまとめておきます。
ステップ5 いよいよ実験開始
準備した道具、リストを使っていよいよ実験開始です。
まずはお子さん自身にさせて、うまくできないところがあれば親が手助けしてあげるといいでしょう。
ステップ6 結果をまとめる
結果からわかったことをまとめましょう。
数字の比較が必要な場合は表やグラフにします。
また、画像で見た方がわかりやすければ、写真(画像)を準備し貼り付けます。
万が一思うような結果にならなかった場合でも、正直に書きましょう。
足りない情報などは、資料で補ってもいいでしょう。
ステップ7 マス目入りの模造紙を準備する
マス目(方眼)入りの模造紙を準備します。100均ショップで手に入るものでOKです。
丸まった状態で販売されていることが多いので、まずは重石をするなどして「くせ」をとってから使用した方がいいですね。
ステップ8 タイトル+サブタイトルを考える
研究のタイトルはわかりやすく大きな文字で。
それに加えてわかりやすいサブタイトルも考え、タイトルの下に記載します。
興味をひくようなサブタイトルを考えるのは大変かもしれませんが、お子さんと一緒に楽しみながらサブタイトルを考えるといいでしょう。
ステップ9 自由研究のまとめ
これまで紹介した「ステップ」に沿ってまとめます。
・タイトル+サブタイトル
・選んだ理由
・準備するもの
・予想
・実験の手順
・結果
これらを順に模造紙に書いていきます。
さらに、最後に「こうすればよかった」や、「次はこうしたい」などの感想もあるといいです。
さらに、参考にした本や資料、インターネットのサイトの情報も記載しましょう。
模造紙は2~3枚程度にまとめられるのが望ましいので、文字の大きさなどに注意しながら書いていきます。
最初は鉛筆で下書きをしてから最後にマジックでなぞる方が安心です。
カラーペンやイラスト、写真や画像を効果的に使いながら、わかりやすく楽しいまとめにするといいですね。
いかがでしたか?
自由研究のまとめまでの基本のステップを紹介しました。
簡単な自由研究であっても、まとめ方一つでずいぶん変わってきます。
最後まで手を抜かずしっかりまとめてください。